子どもの虫歯を予防する方法!虫歯になりやすい理由と注意すべき場所も
こんにちは。平塚市真田、小田急小田原線「東海大学前駅」より徒歩13分にある歯医者「湘南パーク歯科・矯正クリニック」です。
保護者の方のなかには「毎日歯磨きをしているのに、なぜか虫歯になる」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。子どもの歯は大人の歯に比べてやわらかく、虫歯になりやすいという特徴があります。予防のためには仕上げ磨きや規則正しい生活が大切です。
今回は、子どもが虫歯になりやすい理由と、虫歯を予防する方法について解説します。歯科医院で行われるケアについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
子どもが虫歯になりやすい理由

子どもの歯は、大人の歯と比べて虫歯になりやすいことが知られています。ここでは、子どもが虫歯になりやすい理由について解説します。
歯質がやわらかいから
子どもの乳歯や生えたばかりの永久歯は、大人の歯と比べてやわらかく、表面のエナメル質も薄いという特徴があります。エナメル質は、歯の表面を覆っている層のことです。歯の中で最も硬く、酸や温度変化から守っています。
子どもの乳歯のエナメル質は、大人の永久歯と比べて半分ほどの厚さしかないといわれています。そのため、虫歯菌によって発生する酸に溶かされるスピードが早いのです。内部の歯質もやわらかいため、虫歯が早く進行しやすくなります。
甘いものを好むから
子どもはお菓子やジュースなど、糖分を含む食べ物や飲み物を好む傾向があります。虫歯の原因となる細菌は糖分を栄養にして酸を作り出すため、甘いものを口にする回数が多いほど、歯が酸にさらされる時間も長くなります。
また、糖分を含むお菓子の中には、歯にくっつきやすく、口の中に残りやすいものも多いです。こうした食べ物は、歯の表面に残りやすく、虫歯のリスクを高めやすいといえます。
自分でうまく歯磨きができないから
子どもは手先の動きが発達段階にあり、歯ブラシを細かく動かしたり、力加減を調整したりすることが難しい時期です。自分なりに歯磨きをしていても、奥歯の溝や歯と歯の間など、汚れが残りやすい部分まで届かないことが少なくありません。
また、歯磨きそのものを嫌がる時期もあり、磨く時間が短くなったり、一部の歯しか磨けていなかったりすることもあります。
虫歯ができやすい場所

虫歯は歯のどこにでもできるわけではなく、できやすい場所には傾向があります。汚れがたまりやすい部分や、歯ブラシが届きにくい部分は、特に気をつけておきたいポイントです。ここでは、虫歯ができやすい場所について解説します。
奥歯の噛み合わせ部分
奥歯の噛み合わせ部分には複雑な溝があり、汚れがたまりやすいうえに歯ブラシの毛先も届きにくいため、虫歯ができやすい場所のひとつです。
特に、6歳前後に生えてくる最初の永久歯は、乳歯よりも溝が深く複雑な形をしていることが多く、生えたばかりの時期は歯磨きが難しいこともあります。
歯と歯の間
歯と歯の間は、歯ブラシの毛先が届きにくく汚れを落としにくい部分です。特に奥歯の間は見えにくく、磨き残しが起こりやすいため、虫歯ができやすくなります。
歯と歯の間にできる虫歯は、表面からは気づきにくく、レントゲン検査で初めて見つかることも少なくありません。歯ブラシに加えてデンタルフロスを併用すると、歯と歯の間の汚れを落としやすくなります。
歯と歯茎の境目
歯と歯茎の境目には、歯ブラシの毛先が当たりにくく、歯垢がたまりやすい傾向があります。歯垢が残ったままになると、歯茎の境目から虫歯が進行したり、歯茎の炎症につながったりすることもあります。
歯と歯茎の境目の虫歯は、初期段階では白く濁って見える程度で、見た目の変化に気づきにくいです。仕上げ磨きの際は、歯と歯茎の境目に歯ブラシを軽く当てて、小刻みに動かすようにするとよいでしょう。
子どもの虫歯を予防する方法

虫歯になりやすい理由や場所を知っておくと、家庭での効果的なケアにもつながります。ここでは、日常生活に取り入れやすい虫歯の予防法を紹介します。
正しい歯磨き習慣を身につける
乳歯が生え始めたころから、毎日同じタイミングで歯磨きを行う習慣をつけることが大切です。就寝中は、唾液の分泌量が減って自浄作用が働きにくくなるため、寝る前の歯磨きは特に丁寧に行うことが望ましいです。
子どもの年齢が低いうちは自分で汚れを十分に落とせない時期が続くため、保護者の方による仕上げ磨きも欠かさず行いましょう。自分で歯磨きができるようになっても、10〜12歳頃までは仕上げ磨きを続けるのが理想とされています。
食生活を見直す
虫歯予防のためには、食生活の見直しも重要です。おやつやジュースを与える時間や回数を決めて、だらだらと食べたり飲んだりする習慣を見直しましょう。甘い飲み物を水やお茶に置き換えると、口の中が糖分にさらされる時間を減らせます。
また、虫歯菌の活動を抑える甘味料としてキシリトールがあります。間食したいときは、キシリトール入りのガムや、チーズやナッツなどの糖分の少ないおやつを選ぶこともひとつの方法です。チーズにはカルシウムなどの成分が含まれており、歯の再石灰化を助ける働きがあるとされています。
ナッツ類は咀嚼の回数が増えることで唾液の分泌が促され、虫歯のリスクを抑える効果が期待できます。ただし、小さなお子さまがナッツを食べると誤嚥のリスクがあるため、十分に噛み砕けるようになってから与えるようにしましょう。
フッ素を活用する
フッ素には、歯の表面を強くしたり、虫歯になりかけた部分を修復したりする働きがあります。フッ素配合の歯磨き粉を使うことで、毎日の歯磨きの中で歯質を強化しやすくなります。
歯磨き粉に含まれるフッ素の濃度は、年齢によって目安が異なります。お子さまの年齢に合った濃度の歯磨き粉を選び、適切な量を使用しましょう。自宅でのケアに加えて、歯科医院でのフッ素塗布を取り入れると、さらに虫歯のリスクを抑えやすくなります。
虫歯予防のために歯科医院で行われること

定期的に小児歯科を受診することで、虫歯になりにくい口の環境を保ちやすくなります。ここでは、定期的な受診時に行われる内容を紹介します。
口の中の状態のチェック
歯や歯茎の状態、噛み合わせ、生え替わりの状況などを確認します。定期的に受診していると、虫歯の有無に加えて、歯並びや噛み合わせの変化、歯茎の炎症なども早期に見つけやすくなります。
乳歯から永久歯へ生え替わる時期は、歯並びや噛み合わせが変化しやすい時期です。定期的にチェックを受けることで、変化に早めに気づき、必要に応じて対応を検討しやすくなります。
歯のクリーニング
クリーニングは、歯ブラシでは落としきれない歯垢や着色汚れを、専用の機器を使って取り除く処置です。歯の表面がきれいになることで、虫歯や歯周病の予防にもつながります。
また、クリーニングを通して、磨き残しが多い部分を保護者の方と一緒に確認できる場合もあります。家庭でのケアを見直すきっかけにもなるでしょう。
フッ素塗布
フッ素塗布は、歯の再石灰化を促し、虫歯の発生を抑える効果があるとされています。歯科医院で行うフッ素塗布では、通常よりも濃度の高いフッ素を使用できるため、より効果的に虫歯を予防できます。
処置は短時間で終わり、痛みもありません。年齢やお口の状態によっても異なりますが、3〜6ヶ月に1度のペースでフッ素塗布を受けると、虫歯の予防効果を維持できます。
ブラッシング指導
歯科医院では、子ども一人ひとりの口腔内の状態に合わせた歯磨きの仕方を教えるブラッシング指導も行われます。磨き残しやすい場所を染め出し液でチェックしたうえで、正しい角度や力加減、磨き方などを指導してもらえます。
大人の方でも、磨き残しがあることは少なくありません。保護者の方も磨き方の癖を知り、正しい磨き方のアドバイスが受けられるため、お子さまの仕上げ磨きに役立てられます。
まとめ

子どもの虫歯は、歯の質や食習慣、セルフケアの難しさなど、さまざまな要因が重なることで起こります。特に奥歯や歯と歯の間などは磨き残しが多く、虫歯になりやすいです。
しかし、食生活を見直し、適切なブラッシングや歯科医院でのケアを続けると、虫歯のリスクを大きく低減できます。
大切なのは、虫歯ができてから治すのではなく、できる前から予防するという意識を持つことです。保護者が中心となって、お子さまの歯の健康を守る習慣を続けていきましょう。
お子さまの虫歯にお悩みの方は、平塚市真田、小田急小田原線「東海大学前駅」より徒歩13分にある歯医者「湘南パーク歯科・矯正クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、「患者さんファースト」の姿勢で、虫歯・歯周病治療だけでなく、インプラント治療や矯正治療などさまざまな診療にあたっています。当院のホームページはこちら、ネット予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

■この記事の監修者
上明戸 健史
経歴
- 神奈川県藤沢市出身
- 日本大学松戸歯学部 卒業
- 日本大学松戸歯学部附属病院 勤務
- 医療法人社団大伸会 三国歯科医院 勤務
- たんぽぽ歯科医院 勤務
- 上明戸歯科医院 非常勤
- 戸越銀座通り歯科 勤務
- 2018年9月 湘南パーク歯科・矯正クリニック 開業
修了研修・学会等
- インビザラインドクター認定医
- 日本小児歯科学会
- IDIA(国際インプラント学会)認定医・専門医
- 日本睡眠歯科学会
- 臨床歯科麻酔管理指導医

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