平塚市真田・東海大学前の歯医者|湘南パーク歯科・矯正クリニック【矯正・インプラント・ブルーラジカル対応】

歯のコラム

顎関節症とは?原因や治療法を解説!


顎関節症の患部の透過図

こんにちは。平塚市真田、小田急小田原線「東海大学前駅」より徒歩13分にある歯医者「湘南パーク歯科・矯正クリニック」です。

口を開けたときにカクカクと音が鳴ったり、顎に痛みを感じたりしたことはありませんか。それは、顎関節症という病気のサインかもしれません。

顎関節症は、現代人にとって身近な疾患の一つでありながら、その症状や原因、治療方法についてはあまり知られていないのが現状です。適切な対処をせず放置すると、口が開かなくなったり、食事や会話に支障が出たりすることもあります。

この記事では、顎関節症とはどのような病気か、どのような原因で起こるのか、どのように治療するのかについてわかりやすく解説します。顎関節症にお悩みの方や、顎に違和感のある方は、ぜひ参考にしてください。

顎関節症とは

顎関節症と書かれた本を手に取る歯科医

顎関節症とは、口を開けたり閉じたりする際に使われる顎の関節や周囲の筋肉に起こる不調を総称した病気です。主な症状としては、あごの痛み、口を開けにくい、開閉時に音が鳴るといったものが挙げられます。

この症状は一時的なものではなく、慢性化することもあるため注意が必要です。

原因は一つに限らず、複数の要素が重なり合って発症すると考えられています。顎関節症は年齢や性別に関係なく、誰にでも発症する可能性がありますが、女性に多い傾向があるとも言われています。

顎関節症の主な症状

朝起きて重く感じる顎を両手で触る人

顎関節症では、初期段階で軽い違和感や疲れを覚えるだけのこともありますが、放置すると次第に症状が悪化し、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。代表的な症状としては、口を開けるときに「カクッ」「ジャリッ」といった雑音が聞こえる、顎を動かす際に痛みを感じる、口を大きく開けられないなどが挙げられます。

特に、朝起きたときに顎が重い、噛むときに痛む、口が開きにくいといった症状がある場合は注意が必要です。

また、顎の不調が原因で、耳の奥の違和感、めまい、頭痛、肩こりといった全身症状が現れるケースもあります。こうした症状が続くようであれば、早めに歯科医院で相談することが大切です。

顎関節症の原因

猫背でパソコンを操作する男性

顎関節症にはさまざまな原因があり、それぞれの要因が単独、あるいは複合的に影響して発症すると考えられています。以下では代表的な原因について詳しく見ていきましょう。

噛み合わせの異常

上下の歯が正しく噛み合っていないと、口を閉じたときや食べ物を噛む際に顎の関節に左右不均等な力がかかります。これが続くと、関節や筋肉に負担がかかり、痛みや動きの制限といった症状が現れる可能性があります。

噛み合わせの問題は自分では気づきにくいため、違和感を覚えた場合は歯科医院で診てもらうことが大切です。

ケガや外傷

転倒やスポーツ中の接触、交通事故などで顎に強い衝撃が加わると、関節や靭帯、筋肉にダメージを受けることがあります。これがきっかけであごの動きが悪くなったり、関節にズレが生じたりして、顎関節症の症状が現れることがあります。

見た目には異常がなくても関節の中で炎症や損傷が起きている場合があるため、軽く考えず歯科医院で診察を受けることが大切です。

歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりは、無意識のうちにおこなわれることが多く、顎関節や咀嚼筋に大きな負担をかけます。特に、就寝中に歯ぎしりをしている場合、長時間にわたって顎に強い力が加わり続けるため、関節や筋肉の疲労が蓄積されやすくなります。

また、スポーツ中や集中しているときに無意識で歯を食いしばるクセがある人も要注意です。こうした日常的な負荷が、積み重なって顎関節のトラブルを招くことがあります。

精神的ストレスや緊張

精神的なストレスや緊張が続くと、知らず知らずのうちに無意識で歯を強く噛みしめたり、顎に力が入った状態が続いたりすることがあります。このような状態が長引くと、顎の筋肉や関節に過剰な負担がかかり、痛みや違和感の原因となります。

また、睡眠中に歯を食いしばる癖がある人も、こうした精神的要因が背景にあることが少なくありません。肩こりや頭痛と同様、精神的な緊張が体に影響を及ぼす一例として、顎関節症が挙げられるのです。

姿勢の悪さ

姿勢の悪さは、顎関節症の隠れた要因とされています。たとえば、長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用で猫背の姿勢が続くと、頭の位置が前方へずれ、首や肩の筋肉に負担がかかります。

このバランスの崩れが筋肉の緊張や関節のズレを引き起こし、やがて顎の動きにまで影響を及ぼすことがあるのです。姿勢の乱れは首や肩のこり、頭痛などの症状も引き起こし、口元の筋肉や顎関節にまで悪影響を与える恐れがあります。

生活習慣

顎関節症は、慢性的な生活習慣が原因となって起こることもあります。例えば、頬杖をつく癖、うつ伏せ寝、片方の歯だけで噛む偏った咀嚼は、顎関節や咀嚼筋に不均衡な負担をかけます。これが継続することで、顎のズレや関節へのストレスが蓄積され、やがて顎関節症を引き起こすことがあります。

日常の何気ない動作が症状の悪化につながることを理解し、予防や改善に努めることが重要です。

顎関節症の治療法

歯の模型とスプリント療法に使用するマウスピース

顎関節症の治療は、症状の重さや原因によって異なります。ここでは、主な治療法についてご紹介します。

スプリント療法

スプリント療法は、マウスピースのような装置(スプリント)を口の中に装着することで、顎の負担を軽減する治療法です。歯ぎしりや食いしばりが原因で顎関節に負担がかかっている人に特に効果的です。

スプリントを使うことで、上下の歯が直接当たらなくなり、顎の筋肉がリラックスしやすくなります。また、睡眠中の無意識な歯ぎしりを防ぐことで、痛みや違和感の改善につながります。

使用方法や装着時間は症状によって異なるため、歯科医師の指示に従って使うことが大切です。

噛み合わせの調整

噛み合わせのズレは、顎関節や咀嚼筋に余計な負担をかける大きな要因のひとつです。噛み合わせがわずかにでも合っていないと、無意識のうちに筋肉が緊張しやすくなり、顎の動きに偏りが生じることがあります。

噛み合わせの調整では、歯の高さや位置関係を細かく確認し、必要があれば歯を削る咬合調整を行います。また、歯並びに原因がある場合は矯正治療を検討することもあります。

薬物治療

顎関節症の症状が強い場合には、薬を使った治療が行われることがあります。主に使用されるのは痛みを和らげる鎮痛薬や、炎症を抑える抗炎症薬などです。関節や筋肉の炎症による腫れや痛みをやわらげる効果が期待できます。

また、筋肉の緊張が原因となっている場合には、筋弛緩薬が処方されることもあります。これにより、あごのまわりの筋肉がリラックスし、動かしやすくなることがあります。

ただし、薬物治療はあくまで症状をコントロールするための手段であり、根本的な原因にアプローチするためには、他の治療法と併用することが大切です。薬の使用期間や量については、歯科医師の指示に従いましょう。

理学療法

理学療法は、顎関節やその周辺の筋肉の動きを改善するためのリハビリテーションです。代表的なものとしては開口訓練があり、これは口を大きく開けられるようにするためのトレーニングです。ゆっくりと無理のない範囲で行うことで、関節や筋肉の柔軟性を高めます。

また、マッサージやストレッチによって、こわばった筋肉の緊張をほぐすのも有効です。継続的に取り組むことで、痛みの緩和や顎の動きの改善につながります。

生活習慣の改善

あごの負担を減らす生活を心がけることで、症状の悪化を防げる可能性があります。例えば、硬いものを避けてやわらかい食事を選んだり、片側だけで噛むのを控えたりすることが大切です。また、頬杖やうつ伏せ寝のような癖も、顎関節に負担をかける要因となるため注意が必要です。

外科的治療

保存的な治療で改善が見られない場合には、外科的治療が検討されることがあります。間節内に生理食塩水を注入し、炎症物質や老廃物を洗い流すことで症状の緩和を目指したり、関節の癒着を剥がしたりする方法です。

ただし、基本的には上述してきた保存的な治療で改善を目指すのが一般的です。外科的な治療は、最終手段として実施することが多いです。

まとめ

顎関節症の治療に満足してほほ笑む女性

顎関節症は、顎の関節や筋肉に不調が生じることで、口の開けにくさや痛み、関節音などの症状が現れる病気です。原因はストレスや姿勢の悪さ、噛み合わせの異常、歯ぎしりや生活習慣など多岐にわたり、誰にでも起こりうるものです。

治療法には、スプリント療法や噛み合わせの調整、薬物療法、理学療法、生活習慣の見直し、そして重度の場合の外科的治療などがあり、症状や原因に応じて歯科医師が判断します。顎関節に少しでも違和感を覚えたら、放置せずに歯科医院で相談することで、早期の治療や対策が可能になります。

顎関節症にお悩みの方は、平塚市真田、小田急小田原線「東海大学前駅」より徒歩13分にある歯医者「湘南パーク歯科・矯正クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、「患者さんファースト」の姿勢で、虫歯・歯周病治療だけでなく、インプラント治療や矯正治療などさまざまな診療にあたっています。当院のホームページはこちらネット予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

上明戸 健史

■この記事の監修者

上明戸 健史

経歴
  • 神奈川県藤沢市出身
  • 日本大学松戸歯学部 卒業
  • 日本大学松戸歯学部附属病院 勤務
  • 医療法人社団大伸会 三国歯科医院 勤務
  • たんぽぽ歯科医院 勤務
  • 上明戸歯科医院 非常勤
  • 戸越銀座通り歯科 勤務
  • 2018年9月 湘南パーク歯科・矯正クリニック 開業
修了研修・学会等
  • インビザラインドクター認定医
  • 日本小児歯科学会
  • IDIA(国際インプラント学会)認定医・専門医
  • 日本睡眠歯科学会
  • 臨床歯科麻酔管理指導医

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