子どもの歯ぎしりが気になる!原因や放置するリスク、対処法
こんにちは。平塚市真田、小田急小田原線「東海大学前駅」より徒歩13分にある歯医者「湘南パーク歯科・矯正クリニック」です。
子どもの歯ぎしりに気づいて不安を感じている保護者の方は多いのではないでしょうか。歯ぎしりは寝ているときに無意識に起こる行動で、大人だけでなく子どもにも見られます。
成長過程における一時的な現象としてみられることもありますが、放置すると歯や顎の健康に悪影響を及ぼすおそれもあります。そのため、子どもの歯ぎしりの原因やそのままにするリスク、適切な対応について理解することが大切です。
今回は、子どもの歯ぎしりの原因や放置するリスク、対処法について解説します。
歯ぎしりとは

歯ぎしりとは、上下の歯を強くこすり合わせたり、強く噛みしめたりする無意識の動作で、正式にはブラキシズムと呼ばれます。多くは眠っている間に起こりますが、日中でも見られることがあります。
子どもの場合、睡眠中にギリギリと音がすることが多く、保護者の方が寝ている子どものそばで気づくことがほとんどです。歯ぎしりには3つのタイプがあり、ギリギリと音を立てるタイプ、ギュッと強く噛みしめるタイプ、カチカチと歯を鳴らすタイプが存在します。
子どもが成長する過程で一時的に見られることも多く、必ずしも問題とは限りませんが、長引く場合は注意が必要です。歯や顎の発達に影響を与えるおそれがあるため、日常の様子や音の有無を観察し、気になる変化があれば歯科医院で相談することが大切です。
子どもが歯ぎしりをする原因

子どもの歯ぎしりには、いくつかの原因が考えられます。
成長過程における自然な反応
子どもの歯ぎしりは、成長過程においてよく見られる現象です。特に乳歯が生え始める頃や、永久歯に生え変わる時期に多くみられます。これは、あごの発達や噛み合わせの調整を行うために、無意識のうちに歯をすり合わせるという自然な反応のひとつと考えられています。
また、口内の感覚を確かめたり、新しく生えた歯の位置を調整しようとしたりすることも原因とされています。このような生理的な歯ぎしりは、一過性である場合がほとんどで、特に大きな問題を引き起こさずに自然におさまっていくケースが多いです。
ただし、歯ぎしりの頻度が高かったり、歯や顎に異常が見られたりする場合は、ほかの要因が関係している可能性もあるため注意が必要です。成長に伴って少しずつ消失するか観察し、気になる場合は歯科医師に相談しましょう。
ストレスや緊張
子どもは見た目以上に、日々の生活や人間関係のなかでストレスを感じています。たとえば、幼稚園や学校での新しい環境、友だちとのトラブル、習い事のプレッシャーなどが、心の負担となることがあります。
こうしたストレスをうまく処理できないと、就寝中に無意識に歯ぎしりをしていることがあるのです。歯ぎしりは、子どもにとって無意識のストレス発散や気持ちの整理の手段になっていることもあります。
鼻詰まりや口呼吸
アレルギー性鼻炎や風邪による鼻詰まりがあると、子どもは無意識のうちに口呼吸になることがあります。口呼吸が続くと、舌や顎の位置が不安定になり、これが睡眠中の歯ぎしりを引き起こす一因になることがあります。
また、鼻呼吸ができないと睡眠の質が低下し、それがストレスや緊張を招いて歯ぎしりが悪化することもあります。慢性的に鼻詰まりがある場合は、耳鼻科での診察やアレルギー対策を通じて、呼吸環境を整えてあげることが大切です。
子どもの歯ぎしりを放置するリスク

子どもの歯ぎしりが一時的なものであっても、そのまま放置すると、口や体にさまざまな悪影響を及ぼすことがあります。ここでは、代表的なリスクについて解説します。
顎への負担が大きくなる
歯ぎしりの強い力が繰り返されると、顎の関節や筋肉に負担がかかることがあります。
特に成長期の子どもは、顎の骨や関節が発達途中のため、このような負担が影響を与えやすいといわれています。その結果、朝起きたときに顎がだるい、開けづらいといった症状が現れることもあるのです。
こうした違和感が続くと、食事や会話の際に不便を感じるようになり、心身のストレスにつながる場合もあります。
歯が摩耗する
就寝中の歯ぎしりは、歯のエナメル質を徐々にすり減らしていく原因になります。
特に乳歯から永久歯へと生え変わる過程にある子どもにとって、歯の摩耗は将来的な噛み合わせにも影響を及ぼす可能性があるため、見逃せません。摩耗が進行すると歯の感覚が過敏になり、痛みを感じることもあります。
また、歯がすり減ることで噛み合わせが変化し、顎や筋肉に負担がかかることもあるでしょう。
睡眠の質が低下する
子どもの歯ぎしりは、睡眠中に起こることが多く、無意識のうちに大きな音を立てることもあります。このような歯ぎしりがある状態では、深い眠りが妨げられることがあり、睡眠の質が低下する可能性があります。
十分な睡眠がとれないと、日中の集中力が落ちたり、疲れやすくなったりすることがあり、学校生活や家庭での活動にも影響を与えることがあるため注意が必要です。
子どもの歯ぎしりの対処法

子どもの歯ぎしりを改善するには、原因を見極めたうえで、生活習慣や環境を整えることが大切です。ここでは、子どもの歯ぎしりの対処法をご紹介します。
ストレスを溜めないようにする
子どもの歯ぎしりの背景には、ストレスや緊張が影響していることがあります。幼稚園や保育園、小学校での人間関係や、家庭での環境の変化など、子どもなりにさまざまなストレスを抱えていることがあります。
そのため、子どもが安心できる時間を意識的に作ることが大切です。絵本を読んだり、ゆったりとしたお風呂の時間を設けたり、親子で会話を楽しむ時間を持つといった、日常のなかでリラックスできる習慣を取り入れるとよいでしょう。
正しい姿勢を意識する
歯ぎしりと姿勢には深い関係があります。猫背や前かがみの姿勢が続くと、顎や首、肩に余計な負担がかかり、歯ぎしりを引き起こすことがあります。特に、スマートフォンやゲームなどで前かがみの姿勢が続くと、歯ぎしりの原因になる可能性があるでしょう。
正しい姿勢を意識することで、顎まわりの筋肉が緊張しにくくなり、歯ぎしりの予防につながります。例えば、椅子に深く腰掛けて背筋を伸ばす、机と椅子の高さを体に合ったものに調整するなど、日常生活のなかでできることから見直していくことが大切です。
ナイトガードを装着する
歯ぎしりによる歯や顎へのダメージを軽減するために、ナイトガードというマウスピースを使用する方法があります。
ナイトガードは、歯科医院で作るオーダーメイドの装置で、クッションの役割を果たすものです。歯のすり減りや欠けを防ぎ、顎関節への負担を和らげる効果があります。
お子さまの成長に合わせて定期的な調整が必要ですが、安全で続けやすい対策のひとつです。
噛み合わせを調整する
噛み合わせが悪いことが歯ぎしりの原因になっている場合は、歯科医院での噛み合わせの調整が必要になります。
噛み合わせのズレは、歯に均等な力がかからないことで、無意識に歯ぎしりを引き起こす要因になります。歯がすり減っていたり、片方だけに負担がかかっていたりする場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。
成長段階にある子どもの場合は、噛み合わせの状態を経過観察しながら、必要に応じて矯正治療を検討します。噛み合わせを整えることは、歯ぎしりの軽減だけでなく、将来の歯の健康維持にもつながります。
まとめ

子どもの歯ぎしりは、一時的な成長の過程として見られることが多いですが、放置すると歯や顎、さらには睡眠や日常生活に影響を与える可能性があります。歯ぎしりの原因には、噛み合わせの乱れやストレスなどさまざまな要素が関係しており、それぞれに合った対処が必要です。
ナイトガードの使用や正しい姿勢の意識づけ、リラックスできる環境づくりなどを取り入れることで、多くの場合、改善が期待できます。子どもの口や体の健康は将来にわたって大きな影響を及ぼすため、気になる症状があれば早めに歯科医師に相談しましょう。
お子さんのお口の健康を守りたいとお考えの方は、平塚市真田、小田急小田原線「東海大学前駅」より徒歩13分にある歯医者「湘南パーク歯科・矯正クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、「患者さんファースト」の姿勢で、虫歯・歯周病治療だけでなく、インプラント治療や矯正治療などさまざまな診療にあたっています。診療案内ページはこちら、ネット予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

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