子どもの歯並びが悪いままだとどうなる?リスクと予防法
こんにちは。平塚市真田、小田急小田原線「東海大学前駅」より徒歩13分にある歯医者「湘南パーク歯科・矯正クリニック」です。
子どもの歯並びが悪いことにお悩みの保護者の方は少なくありません。歯並びの乱れは見た目だけでなく、噛む・飲み込む・発音するといった基本的な機能に悪影響を及ぼすことがあります。また、歯並びが悪いと虫歯や歯周病などのリスクが高まるため、早めに対処することが重要です。
本記事では、子どもの歯並びが悪くなる主な原因や放置した場合のリスク、予防方法などについて解説します。
子どもの歯並びが悪くなる原因

ここでは、子どもの歯並びが悪くなる主な原因について解説します。
遺伝によるもの
歯並びの悪さには遺伝も関係しています。たとえば、顎や歯の大きさなどは親から子へ受け継がれることがあります。また、両親のどちらか、あるいは両方が歯並びに問題を抱えている場合は、子どもにも同じような傾向が見られることが多いです。
遺伝によるものは完全に防ぐのが難しいですが、早期に歯科医師の診察を受けることで、成長に合わせた適切な対策を講じることができます。
口周りの癖
無意識に続けている口周りの習慣も、歯並びに大きく影響します。
たとえば、舌で前歯を押す癖があると、前歯が前方に押し出されて出っ歯になることがあります。また、口をポカンと開けている状態が続くと、口の中に適度な圧がかからず、歯の位置が不安定になりやすくなります。
さらに、頬杖をつく癖や、うつぶせ寝、片方だけで噛むなどの偏った動きも、顎の成長バランスを崩す原因となります。
これらの癖は小さなうちから意識して改善することが、歯並びの悪化を防ぐうえで大切です。
口呼吸
本来、呼吸は鼻でするのが理想ですが、花粉症やアレルギー性鼻炎、慢性的な鼻づまりなどがある子どもは、無意識のうちに口で呼吸するようになります。この口呼吸の習慣は、歯並びに悪影響を与える要因のひとつです。
口で呼吸をしていると、舌の位置が下がり、顎の発育に必要な正しい力が加わらなくなります。また、口が常に開いている状態が続くと、唇の筋肉や顎周りのバランスが崩れ、前歯が前方へと押し出されたり、上顎が狭くなったりすることもあります。
こうした変化が積み重なることで、結果的に歯並びが乱れていくのです。
乳歯の早期喪失
乳歯は永久歯が正しい位置に生えてくるための道しるべのような役割を果たしています。
しかし、虫歯やケガなどで乳歯が早く抜けてしまうと、空いたスペースに周囲の歯が倒れ込んでくることがあります。その結果、本来の場所に永久歯が生えられなくなり、歯並びが乱れることがあるのです。
乳歯はいずれ抜けるものですが、時期が早すぎると歯並びに悪影響を及ぼす可能性があるため注意しなければなりません。
食生活
食生活も、子どもの歯並びに大きな影響を与えます。現代はやわらかい食べ物が多く、あまり噛まずに食べられるものが増えています。噛む回数が少ないと、顎の骨がしっかり成長せず、歯が並ぶためのスペースが足りなくなることがあるのです。
子どもの歯並びが悪い状態とは

子どもの歯並びが悪い状態にはいくつかのタイプがあります。ここでは、代表的な不正咬合を解説していきます。
受け口
受け口は、下の前歯が上の前歯より前に出ている状態で、反対咬合とも呼ばれます。外見の印象に加えて、食べ物をうまく噛めなかったり、発音に影響が出たりすることがあります。骨格的な原因によることも多く、早めの対応が求められる歯並びの問題のひとつです。
出っ歯
上の前歯が前方に突き出た状態で、専門的には上顎前突(じょうがくぜんとつ)と呼ばれます。原因は、遺伝や顎の骨格のバランス、口呼吸、指しゃぶりなどの習慣が関係していることが多いです。
出っ歯の状態だと、口を閉じにくくなったり、前歯が折れやすくなったりすることがあります。また、見た目の印象にも影響を与えるため、心理的な負担を感じる子どももいます。
叢生
叢生(そうせい)は、歯が重なり合って生えている状態で、歯並びが凸凹に見えるのが特徴です。原因としては、歯の大きさに対して顎が小さいことや、乳歯が早く抜けて永久歯が正しく並ぶスペースがなくなることなどが挙げられます。
見た目の問題だけでなく、歯磨きがしにくくなることで虫歯や歯肉炎のリスクが高まるため、注意が必要です。
開咬
開咬(かいこう)は、奥歯を噛み合わせたときに、前歯が上下で接触せずに隙間ができる状態です。
舌の癖や指しゃぶり、口呼吸などが影響して起こることが多く、前歯で食べ物をうまく噛めない、発音が不明瞭になるといった問題が生じます。特にサ行やタ行の発音がしにくくなることがあり、話し方に影響が現れるケースもあります。
見た目だけでなく、機能面への影響が大きいため、開咬が見られる場合は早めに歯科医院で相談しましょう。
子どもの歯並びが悪いとどんなリスクがある?

歯並びの乱れは見た目の問題にとどまらず、口や体の機能、さらには心の健康にも関係してきます。ここでは、具体的にどのようなリスクがあるのかを見ていきましょう。
虫歯や歯周病のリスクが高くなる
歯並びが悪いと、歯と歯が重なり合ったり、すき間ができたりして、歯ブラシの毛先が届きにくくなります。その結果、磨き残しがたまった状態が続くと、虫歯や歯周病になるリスクが高まるのです。
特に子どものうちはまだ自分で丁寧に歯みがきするのが難しいため、保護者の方が仕上げ磨きをしてあげる必要がありますが、複雑な歯並びだと見落としが起こりやすくなります。日ごろの歯磨きだけでは汚れをしっかり落とせない場合もあるため、注意が必要です。
発音や滑舌に影響する
歯並びが悪いと、舌の動きや空気の通り方が変わり、発音が不明瞭になることがあります。
特に前歯が前に出ている出っ歯や、前歯が内側に入っている受け口などでは、サ行やタ行などがうまく発音できないことが少なくありません。滑舌の問題は、学習意欲や対人関係にも影響を及ぼすことがあり、子どもが話すことに消極的になることもあります。
矯正治療によって歯並びが整うと、発音が改善され、自信を持って話せるようになるケースも多く見られます。
ストレスやコンプレックスに繋がる
歯並びが原因で見た目にコンプレックスを抱えると、笑顔を見せることをためらったり、人前で話すことに自信を持てなくなったりすることがあります。
子どもは友だちとの関わりの中で自己肯定感を育てていくため、歯並びに対する悩みがあると、性格や人間関係に影響を及ぼすこともあるでしょう。その結果、消極的になったり、学校生活を楽しめなくなったりするケースもあります。
見た目の問題だけでなく、心の成長にも影響を及ぼしかねないため、早めの対応が求められます。
子どもの歯並びが悪くなるのを防ぐには

ここでは、子どもの歯並びの乱れを予防するために、日常生活のなかで意識したいポイントをご紹介します。
口周りの癖を改善する
指しゃぶりや頬杖、舌で前歯を押すなどの癖は、歯並びに悪影響を与えることがあります。これらの癖は無意識のうちに行われることが多く、長期間続くと歯が移動して歯列が乱れる原因になるのです。
幼いうちにこれらの癖を見直すことで、自然な歯並びを保ちやすくなります。必要に応じて歯科医院で指導を受けるのも一つの方法です。
口呼吸を改善する
口呼吸は、歯並びの乱れと深く関係しています。常に口を開けていると、舌や唇の位置が不安定になり、顎の正しい成長が妨げられることがあるからです。
原因としては、鼻づまりやアレルギーなどが挙げられます。まずは鼻呼吸ができているかを日常的に観察し、必要であれば耳鼻科で相談するのもよいでしょう。また、口を閉じるためのトレーニングや、正しい舌の位置を覚える練習も有効です。
食生活を改善する
子どもの歯並びには、普段の食生活も大きく関係しています。やわらかい食べ物ばかりを食べていると顎の骨が十分に発達せず、歯が並ぶスペースが狭くなることがあるのです。
よく噛む必要のある食べ物は、顎の筋肉や骨を刺激し、健全な歯列を作る助けになります。たとえば、にんじんやきゅうりなどの野菜をスティック状にして噛ませたり、噛みごたえのある肉や豆類を取り入れたりするとよいでしょう。
また、甘いジュースやお菓子の摂りすぎは虫歯のリスクを高め、歯の健康を損なう原因になります。バランスの良い食事で、しっかり噛んで食べることが、歯並びの乱れを防ぐうえで重要なのです。
しっかり歯磨きをする
毎日の歯磨きを丁寧に行うことは、歯並びの悪化を防ぐためにも非常に大切です。
歯と歯の間に汚れが残っていると虫歯や歯周病の原因となり、これによって将来的に歯の位置がずれる可能性があります。特に、成長期の子どもは大人が仕上げ磨きをしてあげることが望ましく、磨き残しを減らすことでお口全体の健康を守ることにつながります。
定期的に歯科医院で検診を受ける
子どもの歯並びの乱れは、毎日見ている保護者でも気づきにくいことがあります。だからこそ、定期的に歯科検診を受けることが大切です。
歯がどのように生えているか、顎がきちんと成長しているか、噛み合わせに問題がないかなどを確認してもらうことで、歯並びが大きく乱れる前に対策を考えることができます。
まとめ

子どもの歯並びの乱れは、見た目の問題だけでなく、健康面や心理面にも影響を及ぼす可能性があります。歯並びが悪くなる原因には遺伝的要素もありますが、生活習慣や癖、口呼吸など、日常のさまざまな要因が関係していることが多いです。
歯並びの問題は、早い段階で気づき、適切に対応することで、将来的な負担を軽減できます。定期的に歯科検診を受け、必要に応じて専門的な治療を検討することが、子どもの健やかな成長と自信を支える第一歩となります。
小児矯正を検討されている方は、平塚市真田、小田急小田原線「東海大学前駅」より徒歩13分にある歯医者「湘南パーク歯科・矯正クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、「患者さんファースト」の姿勢で、虫歯・歯周病治療だけでなく、インプラント治療や矯正治療などさまざまな診療にあたっています。診療案内ページはこちら、ネット予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

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